効果を上げるために実践している4つの勉強法

勉強しても記憶に定着しないでテストの点数が上がらない、成績が下がることがあります。色んなことを試して見ましたが、成績があがりませんでした。そこで、大手家庭教師の主任講師の人に会いに行って直接話しを聞いてきました。大手家庭教師は、上の子が中学受験するときにお世話になったところです。勉強を教えるプロが教えてくれた勉強の効率的な方法をお伝えします。

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勉強の効果を上げる4つの勉強法

言われてみれば、その通りですと言うものばかりですが、実際には子供が面倒くさがってやらないことばかりです。親が言っても聞かないことが多いので、第三者から言われることで、子供が素直に取り組むことがありますので、そこは上手に利用させてもらうといいです。

とにかく書くこと

記憶に定着させるためには、インプットすることと、アウトプットすることが大切です。覚えたことを、書いて覚えることです。さらに効果を上げるなら書きながら口に出して言うことです。この方法は、ハーバード大の研究で、暗記するのに効果があるとされているそうです。

書くときには次の2つの方法がおすすめですと言われました。

  1. 字は大きく書いて覚えること。
    新聞紙でもチラシの裏側でもノートでもいいので、字を大きく書くことで文字をイメージとして覚えることができます。
  2. カンニングをするつもりで小さい字で書く。
    カンニングはダメですよ。でも、必死に書き写すことで覚えることができます。

勉強時間の長さでは無く頻度を重視する

苦手科目だけを1時間とか2時間とか勉強して、他の科目の勉強をしないというのは非効率です。小さい単位で分けて複数の科目を勉強したほうがいいそうです。例えば、1科目の1単位だけをするようにして、15分は教科書やノートなどを読んだり見直しをして、15分はテストやアウトプットする時間にします。30分ごとに科目を変えていくことをおすすめしますと言われました。この方法も研究結果があり、勉強の効率を上げる方法だそうです。

キリのいいところで勉強を終わらせるのではなく、途中で終わらせることも効果があるそうです。途中で終わっていることが気になるのが効果があるようです。

勉強する場所を変える

勉強する場所を変えることで学習効果が高まるとのことです。これは脳科学的に良いようです。家の中なら、リビングや子供部屋で勉強したり、図書館やオープンスペースで勉強したりするのも良いようです。

単語帳で繰り返しテストする

単語帳、単語カードを使って勉強するようにします。書くというアウトプットができるのと、移動時間や短い時間でテストすることができるので効率がいいです。一人でするのもいいですが、友達や家族でするのも記憶に定着させる方法です。

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効果が無いと言われた3つの勉強法

まずは、我が家で行なっていた勉強法の中で、駄目だしがあった勉強法を紹介します。話を聞いて「これ、ダメなんですか?」と何回言ったことか・・・。私は、この方法で覚えていたのに、効果が無かったり、少ないという話でした。

蛍光ペン引くことは効果が無い

教科書やノートに蛍光ペンで線を引いて、重要なところが分かるようにしたりしましたよね。まさに「これ、ダメなんですか?」と聞いちゃいました。勉強法の効果について検証した研究結果があるらしく、それによると蛍光ペンで線を引くことは、読むことはできるけど、それ以上の学習効果は無いそうです。線を引くことが無駄らしく、非効率な作業の1つだと言われました。

アンダーラインを引くだけではダメ

先生が「大事なところだから覚えておいて」とか「テストに出るよ」とか言った箇所に線を引きますが、線を引いた箇所だけしか覚えないので、全体の流れを把握できていなかったり、関連性が分かっていなかったりするので、線を引くだけなら引かないほうがいいと言われました。覚えるためには、もう一工夫が必要で、単語帳に書くといいようです。

音楽を聴きながらするのは効果無し

勉強しながら音楽を聴くと集中力がアップするとか、リラックスして取り組むことができるという人がいます。うちの上の子がそうでした。音楽を聴きながら勉強していました。でも、音楽を聴きながら勉強しても集中力が上がることは無いという検証結果があるそうです。勉強するときは、学習だけに集中できるように、音を無くしたほうが良いようです。

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まとめ

プロの家庭教師に教えてもらった勉強法は如何でしたか?

効率の良い勉強法は、インプットとアウトプットが必要なんですね。書いて覚える、声を出して覚えることで記憶に残るようになり、テストでも思い出すまでの時間が短くなります。

単語帳も活躍してくれます。親が問題を出すことができるし、兄弟姉妹でもできます。下の子が上の子に問題を出しています。すると、下の子が上の子の勉強内容を覚えたりしています。お互いにすることが学習効果を高める1つの方法でもあると思います。

勉強する習慣がある子供ならインプットすることは出来ますが、勉強が苦手、嫌いな子供はインプットすることに苦手意識を持っていることが多いそうです。分かりやすいテキストや説明をしてあげる必要があります。

親が、できればそれがいいですが、無理なら塾や家庭教師、WEB学習システムなどを利用すると効率的です。

  

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